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俺キクチのブログ

PR等のアパレル稼業を10年経て イギリスのYMSを取得しロンドンに2年移住した者の その日暮らしを晒しております。 http://instagram.com/lclccylcy/

30歳になった俺と西田ひかる

なんやかんやしていくうちに歳というものはとっていくもので、いつのまにやら30年間も生きていた模様。

https://www.instagram.com/p/BR315PPD3c7/

まさか三十路を歩みだす場所が異国の地になろうとは20歳当時の自分は想像もしてなかったが、そんな大きな節目の祝い事に関してまた文化の違いが発生し、30年という経験値が早速揺らいでいる。

 

というのも、こちらの仲良い友人から「誕生日祝いなんかしようよ。30歳なんて大きな節目なんだから!」と不意に言われ、そりゃあ祝ってくれるだなんていられりつくせり、どうもありがとう。30年も生きてきた甲斐があったというものである。と、まずはどんと構えていた。

 

こんなことを言ったらとてもいやしいが、まあいやしい人間だから言わせていただくが

きっと友人が今頃あれやこれやと手配してくれていて、それに外国流のこれまた今までとは一味違ったサプライズとやらが待っていて、どでかいパイやら何やらが出てきたり、鳴らされるクラッカーに音に驚く自分という謎のイメトレまでしていた。

 

もう考えられる範囲で何パターンかのシチュエーションを妄想し、準備をしていた。

 

アドリブが来ようがどんと来い、気分はもうアカデミー受賞候補の男優のソレであり

日本を代表してやってまいりました。どっからともなく、さあどうぞ!である。

 

そうこうしている内に、3日前ほど友人から一通のメールが届いた。

 

「ねえ、誕生日のプランはどうなった!?」

 

・・・・えっ。

 

どうなったって、どうなったのかを聞きたくても聞けなかったのはこちらなんだけどな・・・

 

そう、俺は肝心な事を忘れていたのである。

こちらは誕生日会を自ら企画せねばならぬ、かつての"西田ひかる"システムが主流である事を。

 

ワイドショーで夏の風物詩と呼ばれ、毎年謎に豪華な誕生日を自ら企画し、悪趣味なドレスを身にまとい、恋人の有無やらなにやらをリポーターに受け答えるという西田の茶番を見せつけられて、自ら誕生日を企画する奴なんぞにろくな奴はいないな・・・と子供心に思っていた行為を、数十年経ち、30という大人になった自分がまさかすることになろうとは、当時の幼き自分が知ったらきっと卒倒するであろう。

 

大人になることを拒み、きっとグレては童心をひたすら追求した結果、体は大人で頭脳は子供という逆コナン君のような存在になっていたに違いない。

 

しまいには友人に「もし週末にするなら早く店考えて予約しないと、あっというまに予約取れなくなるよ!!わかってんの!?」と、追い打ちの説教をされて、もう何が目出度いんだかよくわからない事になってしまった。

 

もうね、一気にノイローゼですよ。

 

自分で自分の祝い事を考えるなんていう思考をそもそも今までこの30年使った事がなかったものだから、なーんにも浮かんでこない。

 

浮かぶものと言えば、あんなに馬鹿にしていた西田ひかるへの尊敬の念ばかり。

 

素直にすごいよ、ひかるは。よくもあんなにも堂々たる姿で、開催できたものだよ。

ひかるよ、教えてくれよ。俺はどうしたいいんだ。

あるあるるる、愛がある。きっと大丈夫と諭してくれよ・・・

 

そうして悩みに悩み数日間悩み続けた結果、カラオケという手があることがどうにか浮かび、少々肩の荷が下りたわけである。

 

本番はまだ今週末なので、どうなる事やらだが、仲の良い友人と共にこうして過ごせるだけでもありがたく幸せな事なので、贅沢な妄想をしていた自分を戒し、楽しんでこようと思う。

 

 

https://www.instagram.com/p/BR3V-YAjpWE/